棚網 久Hisashi Tanaami

PROFILE
へら釣り歴は40年近くに及び、へら釣り界に『この人有り』と知られたエキスパート。繊細な短竿セット釣りから豪快な長竿両ダンゴまで、幅広い釣技といぶし銀のテクニックで常に上位争いを繰り広げている。多方面に渡ってプロスタッフを務め、G杯優勝経験もある実力者。テレビや雑誌に出演するだけではなく企画監修までこなす。

へら鮒釣りは自分が移動できない為、何らかの手段で光を遮る必要がある。目を酷使する釣りだからこそ、長時間かけても疲れない良質な偏光グラスで釣りを楽しんで欲しい。

へら鮒釣りは一日中、同じ場所に座って水面のウキを夢中でじっと見つめていることが多い。勿論、明確なアタリばかりではなく、波間に入るようなわかりづらいアタリもある。 例えば、場所によっては向かい風の時によく釣れることもあるが、そのような状況では波立つ水面でいかにアタリを見分けられるかが一つのポイントになる。 小さなアタリを取っていくこの釣りでは、水面の乱反射・白波・細波・太陽の逆光が一番のストレス。ところが釣り場を見ていると、意外にも偏光グラスを使用していない釣り人がまだまだ多い。 へら鮒釣りは自分が移動できない為、何らかの手段で光を遮る必要がある。
目を酷使する釣りだからこそ、長時間かけても疲れない良質な偏光グラスで釣りを楽しんで欲しい。

お気に入りのレビン。とにかく軽くて、フィット感が最高にいい。
今まで意外に無かったレッド系のクリアーフレーム。 レンズは最初の一本にお勧めしたいトゥルービュースポーツ。あと必ず持っていたいのは、イーズグリーンのレンズ。へら鮒釣りは朝日の出から日没まで釣りをすることが多いが、朝晩の太陽が隠れている時間帯や曇り空にはこれが適している。 そして太陽が高くなってくると、トゥルービュースポーツやアクションコパー。 また、自分が座っている場所の対岸の景色によっても使い分けることがある。 背景が1~2色のモノトーンの家や壁の場合は、アクションコパーでウキのトップの色合いは見やすくなり、逆に、山や花があって色合いが複雑な時はトゥルービュースポーツの方が、カラフルなトップが楽に見える。

40年近くへら釣りをやっていると、時代ごとに釣り方も釣り道具も変化していく。 釣りのスタイルや釣りを巡る環境、釣り人も変わったが、偏光サングラスも同じように大きく進化していると思う。
隣から見ていて、周りの人がアタリを見逃しているのがわかる。 こちらは普通に見えているから、白波が出ている時でもなぜ見えるのかと逆に聞かれることがある。そんな時はちょっとジールを貸してあげると見事に納得。 特にクリアーウオーター系の野釣りではそれが顕著で、今では釣り場に持っていくことを忘れた時は釣れる気がしなくなる程、必要なアイテム。 多分、使っている人は全員、私の言っていることを理解してくれるだろうと思う。 自分の使う用途や環境で、実際に一度使ってみることをお勧めしたい。