田辺哲男Norio Tanabe

PROFILE
パターンフィッシングを日本に紹介し、その有効性を証明したプロフィッシャーマン。いち早くバスフィッシングの本場アメリカのツアーに参戦。田辺の国内外での活躍や、その経験から生まれたルアーは多くのアングラーに影響を与えている。

ただ「水の中が見える」だけではなく、釣りにプラスになることがたくさんある。ちょっと大きめのレンズで、視界が広いのがとてもいいんだよね。

偏光グラスがなぜ釣りにいいかって聞くと、ほとんどの人は水中がよく見えるから、魚の様子がよくわかって釣りにプラスになるから、と答えるだろう。確かにそれもあるけど、それだけじゃない。例えばラインが見やすくなれば、ラインに出るバイトを取れるようになる。水際の状態が見やすくなれば、キャストで狙いたい場所もしっかりと見ることができる。ブッシュの際だったり岸ギリギリといったスポットへ、より正確なキャスティングが可能になる。単純に「水の中が見える」だけではなく、偏光グラスによって釣りにプラスになることはたくさんある。

いままで使っていたVanq(ヴァンク)がアレンジされて、いまどきのちょっと大きめのレンズで視界が広くなったのがVanq gaga(ヴァンクガガ)なんだけど、この「視界が広い」というのが、とてもいいんだよね。
目線を動かして、いろいろ見渡しながら釣りができるから。
サイドハンドでキャストするにしろ、フリップでカバーの狙った場所に落とすにしろ、視認性やレンズの性能というのはとても必要になってくる。
一日釣りをしていてもストレスを感じない掛け心地。さらに視界も広くなって、とてもイケてると思うよ。オーバーハングやシェードのような込み入った所を攻めていくには、偏光グラスをしていないとキャストが決まらないな、というのが最近の傾向かな。サイトで魚を見つけて釣るというタイプじゃなくて、ルアーの力で引っ張って釣るタイプの人間なので、とにかくキャスト精度が最優先。しっかりとコントラストが見えてる状態で入れ込んでいった方が、魚と出会えるようになるからね。