森岡達也Tatsuya Morioka

PROFILE
奈良在住、和歌山県日高川をホームグラウンドにトーナメントにも積極的に参加。04年、05年東レカップ連覇、報知オーナーカップ優勝、07鮎マスターズ優勝、08鮎マスターズ準優勝と華々しい戦歴を飾る。持ち前の体力と体格の良さで激流もガンガン立ち込んでいく。鮎の他に磯釣りも得意とする。

一度、川に入るとなかなか出ないことが多いので、軽いジールのサングラスは重宝しています。いつも使っている偏光は、川底の石につく苔の色が裸眼と変わらないほど自然に見えるんですよ。

鮎釣りをするようになったのは中学生の頃。
流れの強い瀬で、オトリが弱るとオモリをつけて底に沈め、アユが掛かるのを待つ。掛からなければ移動する、ということを繰り返していました。当時、瀬についたアユの追いは強烈で、シンプルな仕掛けでもよく釣れたものです。
トーナメントに興味を持つようになって、どうしたらもっと釣れるようになるだろうかと、川で上手な人達の釣りを見ては、色々な仕掛けや釣り方を試しました。
それでも金属糸を使用した瀬の釣りが一番楽しいと思うのは、初めてアユを釣った子供の頃の名残かもしれません。

シーズン中はトーナメントなど時間内に数釣りを争う世界にどっぷり漬かっていますが、大会中でもできるだけ楽しんで釣りたいという思いがあり、瀬をメインに釣りをすることが多いです。
瀬といっても荒瀬・急瀬・平瀬・チャラ瀬など、水深や流速・石の大きさによって様々ですが、流速がある平瀬や急瀬の中でも変化の多い場所、そして荒瀬の押しの強いポイントによく入ります。こういう場所は釣りづらく、竿抜けとなる場所が多いのと、瀬の流芯についている元気な野アユは闘争心も強く、オトリに反応し強烈に追ってくれるからです。
目の前の目印が一瞬消えるようなアタリや、強烈な野アユの追いが竿を通じて手元に伝わってくる衝撃は友釣りの醍醐味で、その感触が一番好きですね。

川底の地形や波立ち、石の輪郭や色、そしてアユの姿が非常に見やすくなる偏光サングラスが、こういったポイント選びや釣果にも大きく影響しています。一つの石でも見方を変えればポイントは様々で、頭・側面・裏、そしてオトリの入れ方や止めるように泳がす場所など細かく探ればキリがありません。
立ち位置を変えたり、オトリの微妙な変化を感じながら探っていくことも大事だと思いますが、より正確にポイントを見極めるのにジールの偏光グラスが凄く役立っています。

よく使うトゥルービューという偏光レンズカラーは、川底の石の色が裸眼と変わらないほど自然に見えて、とても気に入っています。一番自然に近いナチュラルな見え方で、石に付く苔の色なんかも本当によくわかるんですよ。私は“裸眼の感覚”、自分の目で見た“自然な色”を大事にしたいので、TVを選ぶことが多いですね。
時間帯や天候など、環境によって見やすいレンズを選択するのも大事で、逆光時によく使うのはトゥルービューフォーカス。真夏の炎天下など逃げ場の無い環境では視界をクールダウンさせる効果があるように感じます。薄暗い時間帯や曇りの日は、イーズグリーンが見やすくて良いですね。

ただ、川や石の見方も人それぞれあるように、その人の感覚によってレンズカラーごとの見え方や好みも変わってくるはずです。いろいろ掛け比べて自分にとって最適なものを選んでもらうのが一番いいのかな、と思います。 例えば、私は関西をメインフィールドにしていますが、関東方面の河川など色々な場所で釣りをする機会があります。河川によっては石自体の色が若干異なるので、その場所によって視界の見え方もまた変わってくると思います。関西の川は黒っぽい石がメインになりますが、逆に関東の方に行けば少し白っぽいとかね。 ただ、その川層によってね、石の大小や苔の付き方、鮎の食み具合などによって見え方に多少の違いはあっても、それでも“アユ釣り”や“鮎”は全国共通だと思うんですよ。
やっぱり鮎のナワバリを意識して、魚の付き場になる石を狙っていくのが基本。 鮎が綺麗に磨いた川石の艶や色、鮎の食み跡などはジールの偏光グラスで一目瞭然なので、流れの中でそれを見極めていくのが重要だという部分は変わらないですね。

私は一度川に入るとなかなか出ない事が多いので、掛け心地も重視しています。
その点、ジールのサングラスは軽くてフィット感が良いので重宝しています。 でも眼鏡屋さんで自分の顔に合わせてフィッティングしてもらえば、掛け心地はさらに良くなる。釣りにもますます集中できますよ。