鮎沢純一Jyunichi Ayusawa

PROFILE
トラウントキング2005・2007年のダブルマイスターを獲得するなど、数々のトーナメントで輝かしい戦績を残す。独自のスタイルから演出されるボトムダンスやデジ巻きなどはスレ鱒さえ魅了する。中学から高校にかけては陸上競技に没頭し、山梨県高校記録を樹立するなど抜群の運動神経を誇る行動派。

私にとってラインから得られる情報は、釣り場で得る情報の大半を占めます。 それは魚の活性やレンジだったり、バイトの仕方だったり…微妙なラインの変化が重要な情報を教えてくれるんです。

偏光グラスとの出会いは小学生の頃。 当時は釣りブームで、偏光を使うと水の中が見える!って驚いていましたね。 その頃はもちろん量販店で買ってもらった安価なサングラスでした。 子供の頃はフナや鯉を始め様々な釣りを楽しんでいましたが、中学生になってバス釣りを始めてからは、ただ水中が見えるメガネではなく、水中のストラクチャーやスタンプなど、釣るための情報を得るメガネとして活用し始めました。 水中が見えることで得られる情報というのは、かなり多いんです。 魚の着き場はどこか、魚がどっちを向いているか、堆積物や水草の位置など…バスを始めてからはそうした情報を意識するようになりましたね。 それからしばらくブランクがあり、大人になってからまたエリアに行くようになって、目覚めたのは2年目。ちょうどトラウトキング選手権からでしたね。 その頃は周りと自分のスタイルが全然違っていて、ほとんどの人がスローテーパーのロッドで向こうアワセ。バスをやっていたというのもありますけど、私はラインをみてアタリを取っていくスタイルでした。 当時カラーラインというのもあまりなくて、かなり探しましたよ。
その頃からですかね、“ラインを見る”ことを重視し始めたのは。 私にとってラインから得られる情報は釣り場で得る情報の大半を占めます。 それは魚の活性だったり、レンジだったり、バイトの仕方だったり…微妙なラインの変化が重要な情報を教えてくれるんです。 それを逃さないためには偏光グラスが絶対に必要になってくる。 偏光を忘れたら、もう駄目(笑) 細かい情報が得られず、集中力もなくなっちゃいますね。
偏光グラスはリールケースの中に入れています。 偏光を忘れたときはリールを忘れた時ですから(笑)

元々は私もレンズ重視で偏光グラスを選んでいたんです。
フレームはお店に置いてあるやつを買って…どのレンズが一番ラインが見やすいか、そればっかり考えていましたね。
そんな時たまたま知り合いのメガネ屋さんでフレームを大量に試す機会があって…そこで片っ端から掛けていって出会ったのが、ジールのkhroma(クロマ)というモデルでした。
私は顔幅が狭く、今まで持っていたフレームではどうしてもズレが出てきていた。 それがひいては集中力の低下、疲れの増加に繋がっていたんですね。 それがクロマに換えてからは、全く無くなった。 一日エリアにいても、なんら不具合を感じなくなったんです。 いまはジールのVERO(ヴェロ)を愛用していますが、その理由はまずレンズカーブが4カーブであること。個人的にカーブがきついと違和感を感じたり、手元を見た時に歪んで見えてしまいますから、4カーブはベストマッチ。ルアーやフック交換を考えると、これは譲れません。 そして遮光性。サイドまでフレームが周りこんでいるので、光を遮断してくれるんです。 それからエアインテーク。これは意外とありそうでない機能で、冬場にネックウォーマーなんかすると曇ってくるじゃないですか。それを抑えてくれるんです。 そして何より“軽い”ということ。 ヴェロはほとんど重さを感じません。 スペック上の重量があったとしても、掛け重りしないというか…掛けていて違和感を感じない。一日中釣りをする人なんかには、まず疲れないということが必須です。 VERO(ヴェロ)はこれを実現してくれる。

基本的にレンズカラーは“見たいモノの色に合わせる”、これが重要だと思います。 例えばウィードだったらグリーン系、溶岩帯だったら赤やブラウン系、見たいモノに合わせるとそれが浮きだって見えるんです。 私の場合、最優先はライン。
使っているラインは一見黄色っぽいんですが、色的にはオレンジなんです。これを見やすくするのがアクションコパーです。
ビギナーの方や色々やってみたいという場合は、グレー系のトゥルービューや、トゥルービュースポーツがいいですね。
晴天・曇天問わず、水面のギラツキをカットしてくれてオールマイティに使えます。 また、最近はマスターブルーもおススメです。これはクリア系のエリアをホームにしている人や渓流なんかする人にはピッタリで、水中や魚影がより鮮明に見えます。 ただ、レンズはもちろんですが、それを包むフレームの重要性も忘れないでください。 そして自分に合ったサングラスを手に入れるためには、通販よりもできる限りお店に行って買うようにしてください。やっぱり一度掛けてみないとフィーリングはわかりません。 どうしても近くで手に入れられない場合は仕方がないですが、当然、顔の形はそれぞれ違うので、できれば釣りの時と同じように帽子を被って試しに掛けてみるのがベストですね。 ジールは種類も多いので、自分に合った一本が必ず見つかると思います。 それから、偏光に何万もかけるなんて…という方も中にはいるでしょう。 私もその一人でしたから。 でも一回作ってしまえば長く使えるし、釣果も確実に上がります。 何万円も出すならハイエンドリール、と考えがちですが、効果としては偏光グラスの方が絶対にあると言い切れますね。 リールを一個も持ってない? それはリールを買ってください(笑)
(※画像提供:アングリングファン)